1929年の災害保護(仲仕)条約(第28号)

正 式 名 : 船舶の荷積又は荷卸に使用せらるる労働者の災害に対する保護に関する条約
(第12回総会で1929年6月21日採択。条約発効日:1932年4月1日。改正され、その後批准できなくなり、撤回された条約)

日本の批准状況:未批准  ◆批准国一覧(英語)

条約の主題別分類:港湾労働  条約のテーマ:港湾労働者

[ 概 要 ]
 港湾労働者の保護に関する最初の条約の1つ。重量標示(船舶運送の包装貨物)条約(第27号)も同年採択された。災害保護(仲仕)相互主義勧告(第33号)及び災害保護(仲仕)労使団体諮問勧告(第34号)が同時採択されている。
 1932年の災害保護(仲仕)条約(改正)(第32号)及び1979年の職業上の安全及び衛生(港湾)に関する条約(第152号)によって改正されている。第32号条約の発効に伴い批准開放が終了し、批准国の廃棄によって効力も失い、2017年の第106回総会で撤回された。第152号条約では当条約は「災害からの保護(港湾労働者)に関する条約」と称されている。
■ 英語原文
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