第8回アフリカ開発会議

27日にTICAD8開幕へ 9月にかけサイドイベントも

記者発表 | 2022/08/26
8月27日、28日の両日、第8回アフリカ開発会議(TICAD8)がチュニジアで開催されます。アフリカ諸国と、国際機関やドナー国、民間セクター、アフリカ開発の分野で活動する市民団体などが一堂に会し、開発協力における課題を議論します。

ILOは9月15日、サイドイベントの1つとして「ハイレベル政策対話:アフリカにおける仕事の公正な移行のための雇用と社会的保護 のグローバル・アクセレレーター」を開催します。グリーン、デジタル、ケア部門を含む4億人分のディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を創出し、社会的保護の拡充を支援することを目指して2021年に国連総会で発足した枠組み「公正な移行に向けた雇用と社会保護に関するグローバル・アクセレレーター」をテーマに、アフリカ諸国がその機会を十分に活用できるよう、資金を確保し、国内の財政余地をいかに拡大させるかを検討します。

TICAD8のサイドイベントとして、ILOはほかにも国際協力機構(JICA)とウェビナー(8月22日)を、チュニジア環境省とセミナー(同26日)を共催しました。

TICADは、日本政府が1993年、アフリカの指導者とパートナーとのハイレベルな政治対話を促進し、アフリカにおける優先的課題を国際協力の議題として取り組むために始めました。今年は世界の29カ国の首脳が参加予定です。

以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。