報道機関の方々へのお知らせ

第344回ILO理事会で3月25日に次期事務局長選挙を実施

記者発表 | 2022/03/23

 現在開催中の第344回ILO理事会において、2022年3月25日に、第11代ILO事務局長を選出する選挙が行われます。5人の候補者から1人を選ぶ理事による秘密投票はグリニッジ標準時(GMT)9時(日本時間18時)に開始され、計56人の政労使正理事による全投票数の過半数を獲得した候補者が出るまで45分間以上の休憩を挟み、何度も行われます。投票の度に獲得票数が最も少なかった候補者は落選します。理事会のウェブサイトで投票毎に残った候補者名を発表します。

 次期事務局長が決定次第、記者発表を行うと共に理事会の会議を公開し、次期事務局長による声明の発表をILOのウェブサイトを通じてオンライン配信します。

<>  現在、新型コロナウイルスによる制限下にあるため、ジュネーブにあるILO本部の建物には報道関係者を含み一般の方々の立ち入りは控えて頂いています。インタビューのお申し込み、会議場内の放送画質映像、次期事務局長の受任演説映像(演説全体または抽出映像)などをご希望の報道機関の方々はILO本部コミュニケーション・広報局(E-mail: newsroom@ilo.org)までご連絡ください。各候補者のビジョン声明と略歴、2022年1月に行われた各候補者との公開対話の録画動画はILOのウェブサイトでご覧になれます。

 

 5人の候補者は次の通りです。

  • ジルベール・ウングボ前ILO現地業務・パートナーシップ担当事務局次長(トーゴ)
  • 康京和(カン・ギョンファ)前韓国外交部長官(韓国)
  • ムトゥンジ・ムドワバ前ILO理事会使用者側副議長(南アフリカ)
  • グレッグ・バインズILO管理運営・改革担当事務局次長(オーストラリア)
  • ムリエル・ペニコー前フランス労働大臣(フランス)

 2012年からその任にあったガイ・ライダー現事務局長(英国)の任期は2022年9月末で満了し、次期事務局長は2022年10月1日に着任します。


 以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。