InfoStoriesでめぐる仕事の世界

インフォストーリーは、国際労働機関 (ILO) の調査結果に基づき、図表、動画、地図、事例研究を豊富に用いて、語りの形式で解説し、労働に関する様々なテーマに独自の視点を与えています。教育現場など学習の場でも、教材として活用していただけるツールとなっています。(言語:英・仏・西・ロ・中・アラビア語)

InfoStoriesは仕事の世界を理解するカギ。~ 

すべてのプログラムはこちらからご覧いただけます。(ILO本部サイト)

インフォストーリーは、国際労働機関 (ILO) の調査結果に基づき、図表、動画、地図、事例研究を豊富に用いて、語りの形式で解説し、労働に関する様々なテーマに独自の視点を与えています。教育現場など学習の場でも、教材として活用していただけるツールとなっています。(言語:英・仏・西・ロ・中・アラビア語)
 
 
小規模企業のパワー:
 零細・中小企業の可能性を解き明かす。


零細・中小企業は、世界全体の雇用の3分の2以上を占めています。また、新たに創り出される雇用の大部分を占めています。このように世界の仕事の大部分を提供しているにもかかわらず、中小企業は労働条件、生産性、インフォーマル(非公式)性の面で大きな課題に直面しています。ILOがどのようにして、中小企業が潜在能力を最大限に発揮し、すべての人にとってより良い仕事の未来を確保できるよう支援しているかについては、こちらのInfoStoryをご覧ください。
  
 
ガラスの天井を越えて:
 企業が女性をトップに登用する事が必要な理由

女性はかつてないほどに、より良い教育を受け、労働力としてより積極的に活用されており、管理職としての役割を果たす女性も増えています。しかし、このような進歩にもかかわらず、女性たちを企業のトップに登用することは、男性よりも遅れているのが現状です。ビジネスのあらゆるレベルへの、ジェンダーバランスのとれた参画が、企業や経済全体にとってより良いものにつながる理由について考えてみましょう。こちらのInfoStoryをご覧ください。
  
 
労使関係:
 団体交渉はより公正な経済を生み出すことができるか。
 
 
団体交渉によって、使用者、使用者団体及び労働組合は労働関連の問題に共に取り組み、労働協約を交渉することが可能となります。労働協約は一般的には、賃金、労働時間、その他の労働条件などの問題を対象とし、関係する労働者と使用者の権利と責任の概要を定めるものです。団体交渉が経済、企業、労働者の生活に与える影響について考えてみましょう。こちらのInfoStoryをご覧ください。 
 
 
雇用:
 若者と人間らしく働きがいのある仕事との間に何があるのか。


若くして労働市場に参入する代わりに、学校に通う若者が増えています。それは良い知らせです。しかし、2億人以上の若者が失業中か、職についているものの貧困の中で暮らしています。世界の若者の雇用動向と、彼らと、人間らしく働きがいのある仕事との間にあるものについて、学んでみましょう。こちらのInfoStoryをご覧ください。
 
 
職場の安全衛生:
 なぜ若者は危険にさらされているのか。


現代の労働市場は、若い求職者たちにとって厳しい環境にあります。多くの人は、最初に受けた仕事のオファーを受け入れなければならないというプレッシャーを感じていますが、多くの場合、労働条件が自分の健康と安全を危険にさらすものであるかどうかは考慮していません。若い労働者が仕事中に怪我や病気に苦しむ確率は、成人の労働者よりもはるかに高いため、これは問題です。こちらのInfoStoryで、若者の労働安全衛生についてさらに学んでみましょう。


雇用におけるジェンダーギャップ:
 何が女性たちの足かせになっているのか。


世界中で、女性が仕事を見つけることは、男性よりもはるかに困難です。女性は雇用されても、質の低い仕事や脆弱な状況で働く傾向があり、近い将来に改善の見込みはほとんどありません。InfoStoryで示されるその動向の背景にあるデータから、女性たちをディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)から遠ざけるさまざまな障壁について学んでみましょう。


国内に留まるか、海外に働きに出るのか:
 労働力移動は選択肢のひとつとすべきもの。


国内に留まるか、それとも海外に出るのか?これはネパールの何万人もの若者が直面している問題です。国内ではほとんど機会がないため、多くの若者が海外に仕事を求めています。しかし、そこにはリスクがあります。採用や雇用の際に虐待を受ける可能性、現場での安全性はほとんど保証されておらず、移民労働者の権利が尊重されることはほとんど確証できません。ネパールでは、国内でのデーセント・ワークの機会と、十分な情報を得た上での海外への労働力移動を促進するため、どのようなことが行われているでしょうか。こちらのInfoStoryをご覧ください。
 

輝かしい未来と仕事:
 仕事の未来世界委員会報告書


この画期的な報告書は、すべての人にディーセントで持続可能な機会を提供する仕事の未来を実現するために必要なステップについて概説しています。こちらのInfoStoryをご覧ください。


非標準的雇用の増加



皆さんは仕事といえば何を思い浮かべますか?1日8時間、週5日働くことでしょうか?誰があなたの使用者であるか、自分が数ヶ月後も働いているのかを正確に知ることを意味しますか?世界中の多くの人にとって、仕事は全くこのようなものではありません。多くの労働者にとって、非標準的な雇用が標準となっています。非標準的な雇用形態の増加が、世界中の労働者、使用者、社会にとってどのような意味を持つのかについて、こちらのInfoStoryから学んでみましょう。


雇用:
 障がい者を包摂することで、共にWin-Winとなる。


世界には、10億人を超える障がい者がいます。彼らは現在、これまで以上に社会で活躍しています。しかし、雇用率は低く、働くことに対する多くの障壁がいまだに存在しています。なぜ民間企業にとって障がい者の雇用がビジネスとして成立するのか、包摂性の促進にどう貢献できるのかについて考えてみましょう。こちらのInfoStoryをご覧ください。


  社会正義の基礎を築く。



国際労働機関は、労働の問題に取り組む国連の専門機関です。機関の主な目的は、職場における権利の促進、ディーセントな雇用機会の奨励、社会的保護の強化、労働問題についての対話の強化です。1969年に、ノーベル平和賞を受賞しています。ILOの設立によって、どのように社会正義の基礎が築かれたのでしょうか。こちらのInfoStoryをご覧ください。


  不正な人材募集と強制労働

 

強制労働は、さまざまな形態で行われる可能性があります。強制労働の被害者は、しばしば騙されて、ほとんど、または全く報酬をもらえない仕事に就かされたり、負わされた借金のため、あるいは身分証明書を没収されることで、抜け出すことができなくなるのです。貧困、非識字、差別、労働力移動などが、労働者を強制労働の被害に遭いやすくする要因の一部となります。このInfoStoryでは、仕事を探している人がどのようにして強制労働の罠にはまってしまうのかを探ってみましょう。


  賃金の平等を通じて性別による差別に取り組む。

 

女性も男性も、同じ仕事や同一価値の仕事に対して、同一の報酬を受け取るべきです。しかし、どのようにして賃金の公平性は実現できるのでしょうか?こちらのInfoStoryをご覧ください。


  農業における児童労働

 世界中で、子どもたちが搾取されたり、学校に行くのを妨げられ、健康や健康的な発達を危険にさらすような労働を強いられています。多くの地域で、児童労働は主に農業の現場で発生しており、そこでは死亡事故や重度の事故、病気が多発しています。このインフォストーリーを通じてこの問題について学び、子どもたちの生活への影響や、どうすれば児童労働をなくすことができるのかについて考えてみましょう。こちらのInfoStoryをご覧ください。

  ディーセント・ワークの成果
  ~ILO実施プログラム(2018-19)

 本報告書は、2018-19年の2年間を通じて、ILOの活動が人々の生活に与えた影響と、ILOの社会正義の実現についての詳細な情報を提供しています。
主な調査結果の概要についてはこちらのInfoStoryをスクロールを続けてご覧いただくか、報告書全文をダウンロードしてください。

  世界賃金報告2020-21 - コロナ禍の賃金と最低賃金

 パンデミックが労働者の賃金に与えた影響とは何か?政府や社会的パートナーは労働者の賃金を守るために、どのような重要な対策を講じてきたのか?このインフォストーリーでは、ILOの世界賃金報告2020-21年版の調査結果をご紹介します。新しい統計データが収集され次第、定期的に更新されます。

  ディーセント・ワークにより平和と強靭性を強化する。

 COVID-19パンデミックにより、すでに災害や紛争に苦しんでいた国々の脆弱性は一層高まりました。このような世界的な健康危機が起こる前から、多くの国では失業率が高く、貧困の状態に陥り、社会不安のリスクが高まっていました。このような要因により、脆弱性、紛争、災害の影響を受けている国々では将来の危機への備えが十分に出来ません。ディーセント・ワークは、強靭性のある平和な社会の基盤となることが分かっています。COVID-19を背景に、今これまで以上に必要となっています。くわしくはインフォストーリーをご覧ください。

 デジタル労働プラットフォームは公正な競争力とディーセントな仕事を創造できるか。

 デジタル労働プラットフォームは、世界的に大規模な技術革新を実現することで、労働者、企業、社会にかつてない機会をもたらしています。しかしその一方で、ディーセント・ワークや公正な競争を脅かす重大な問題も発生しています。こちらでは、デジタル労働プラットフォームが世界中の労働者や企業にどのような影響を与えているのか、プラットフォーム経済のための規制の一貫性がなぜ緊急に必要なのかをご紹介します。

   公正な人材募集。ディーセントワーク

 多くの移民労働者、特に低スキル労働者は、海外で仕事を見つけるために、仲介業者に多額の斡旋手数料を支払っています。採用のプロセスは不明瞭なことが多く、悪用される可能性があります。ILOは、「公正な人材募集・斡旋イニシアティブ」を通じて、この問題に取り組んでいます。詳しくは、こちらをご覧ください。

  仕事の未来における労働組合の役割とは?

 労働組合の将来は不透明です。世界的に見ても、労働者を組織化してサービスを提供する能力に加えて、組合員数も減少しています。COVID-19の流行が既存の労働市場の課題を悪化させる中、労働組合はどのようにして活性化させることができるのでしょうか。最新のInfoStoryをご覧ください。

  家事労働者のディーセント・ワークを実現するために

 家事労働者は、世界中の何百万もの家庭に必要不可欠なサービスを提供し、ケアエコノミーにも欠かせない存在です。COVID-19により、彼らの社会への貢献度とその脆弱性が明らかになしました。2011年にILO家事労働者条約(第189号)が採択されてから10年、彼らの保護の改善にどれだけの進展があったでしょうか。また、家事労働者のディーセント・ワークを実現するためには、さらに何をすべきか、このInfoStoryと新しい報告書「条約採択から10年後の進捗と展望」で詳しくご紹介しています。

  COVID-19危機からの人間を中心に据えたの回復のための行動に対する世界的な呼びかけ

 包摂的かつ持続可能で強じんな危機からの回復に向けて、どのような措置が必要でしょうか。このInfoStoryから、各国がグローバルアクションに取り組む理由と、その方法について学んでみましょう。

  在宅就労: 目に見えない労働から、ディーセント・ワーク

 COVID-19の流行に伴い、世界中の多くの労働者が在宅勤務に移行し、すでに数十年前から在宅勤務をしていた何億人もの労働者に加わりました。しかし、労働市場を統治する法律や政策は、職場としての家庭を念頭に置いて設計されていません。このInfoStoryでは、世界中の労働者、使用者、社会にとって、在宅就労がどのような意味を持つのかをご紹介します。

  ILOプログラム2020-21の実施状況

 このInfoStoryは、COVID-19が大流行する中、2020-21年の2年間を通して、ILOの活動が人々の生活に与える影響と、ILOの社会正義の任務の実現について詳細な情報を提供しています。