新型コロナウイルス（ＣＯＶＩＤ－１９）は仕事の世界にも大きな影響を与えています。ＩＬＯは３月18日に発表した仮推計で、コロナウイルスの影響によって失業者数が世界全体で最大2,470万人増加する可能性を指摘しました。

　この世界全体及び地域別の推定失業者数を改定し、職を失う可能性や労働時間が大きく削減される可能性が最も高い労働者群や産業部門についての分析を示す新たな報告書を来週発表します。世界中の労働市場が被る可能性がある破滅的な影響を軽減するための緊急政策対応策も複数提案します。

　報告書電子版及び関連広報資料は2020年４月７日（火）ＧＭＴ（グリニッジ標準時）14時（日本時間同日23時）の報道解禁時間以降にＩＬＯのホームページ上で公表されます。

　以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。