３月８日の国際女性の日に合わせ、ＩＬＯとギャラップ社は共同報告書『Towards a better future for women and work: Voices of women and men （女性と仕事のより良い未来に向けて：男女の声・英語）』を発表します。

　世界人口の98％を代表する世界142カ国・地域で実施された2016年のギャラップ世界世論調査で得られた女性と仕事に関する男女双方の認識及び姿勢を初めて世界的にまとめた本書は、米ワシントンＤＣのギャラップ本社で開かれる国際女性の日のイベントの中で正式に発表されます。このイベントには、ギャラップ社のジム・クリフトン最高執行責任者（ＣＥＯ）及びガイ・ライダーＩＬＯ事務局長に加え、女優、プロデューサー、活動家と多彩な肩書きを有するエヴァ・ロンゴリアさん、様々なケアを提供するCare.com社を創設したシーラ・リリオ・マルセロ会長兼ＣＥＯ、2015年のノーベル経済学賞受賞者であるアンガス・ディートン卿も出席し、報告書を巡って意見交換を行います。

　報告書電子版及び関連広報資料は2017年３月８日（水）ＧＭＴ（グリニッジ標準時）午前２時（日本時間同日午前11時）の報道解禁時間以降にＩＬＯのホームページ上で公表されます。

　なお、日本でも３月22日に日本の調査結果に焦点を当てて報告を行う機会が設けられます。ジュネーブのＩＬＯ本部及びバンコクのＩＬＯアジア太平洋総局からジェンダー問題の専門家が来日し、日本と世界の世論調査結果を分析して提言を行うと共に、女性の仕事のより良い未来に向けて日本の政労使及び専門家らと意見交換を行います。

＊　＊　＊

　以上はジュネーブ及びワシントンＤＣ発英文記者発表の抄訳です。