ILO新刊『世界の雇用情勢』2014年版

世界の雇用情勢に関するILO年次報告間もなく発表

記者発表 | 2014/01/14

 世界の最新の雇用情勢をまとめたILOの年次報告書『Global employment trends(世界の雇用情勢・英語)』2014年版が来る1月21日(火)に発表されます。報告書は、雇用、失業、働く貧困層(ワーキング・プア)、脆弱な就業者(個人事業主と無給の家族従業者)など複数の指標を用いて、世界全体及び地域別の労働市場の最新状況と予測を示しています。政策策定に携わる人々が今年直面するであろう新たな課題に照らし合わせた政策検討事項も複数提示しています。

 報告書電子版は1月21日GMT(グリニッジ標準時)0時1分(日本時間同9時1分)の報道解禁時間以降にILOのホームページ上で公表されます。1月20日10時からガイ・ライダーILO事務局長による本書の記者発表がジュネーブの国連欧州本部で行われます。

 1月23日には報告書の著者であるエッケハルト・エルンストILO雇用情勢班班長がソーシャルメディアを用いて直接質問に答えるイベントが開かれます。参加ご希望の方は23日GMT16時(日本時間翌24日1時)にソーシャルニュースウェブサイトのReddit(英語)にアクセスし、「I am economist Ekkehard Ernst, author of ILO's report on Global Employment Trends. Ask Me Anything!(ILOの報告書『世界の雇用情勢』を執筆したエコノミストのエッケハルト・エルンストです。私に何でも聞いて下さい)」と題した投稿をクリックして下さい。ILOのツイッター・アカウント@ILOで報告書に関連するツイートを閲覧するにはハッシュタグ#jobtrendsを利用できます。

 報告書の過去の版はILOのホームページでご覧になれます。同書2013年版は『世界雇用情勢2013:雇用は二番底からの回復途上にある』の邦題で株式会社一灯舎から刊行されています。

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 以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。