ILOイベント

国際女性の日を記念してILO本部で働く女性のパネル討議を開催

記者発表 | 2014/03/04

 2014年の国際女性の日(3月8日)は「女性にとっての平等は皆にとっての進歩」をテーマとしていますが、ILOはこの日を記念して、ジュネーブのILO本部において前日の7日に「ILOの働く女性一世紀イニシアチブ:私たちは今どこにおり、どこに向かいたいのか」と題するパネル討議を開催します。2011年にILOのディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)研究賞を受賞したインドのジャワハルラール・ネルー大学のジャヤティ・ゴーシュ教授と英国・ケンブリッジ大学のボブ・ヘップル名誉教授が基調講演を行い、ガイ・ライダーILO事務局長や労使団体代表も討議に参加します。

 ライダー事務局長は昨年の第102回ILO総会に提出した事務局長報告で2019年に迫ったILO創立100周年に向けて、「この機関が将来的にその付託された任務の課題に成功裏に取り組む備えの助けになる」七つのイニシアチブの開始を提案しましたが、「働く女性イニシアチブ」はその一つです。このイニシアチブの下、ILOは創立100周年までの数年間に、労働の世界における女性の状況の大規模な評価を行う計画を立てており、今回のパネル討議はこのイニシアチブの検討プロセスを始動させるものとなります。ライダー事務局長はまた、国際女性の日を記念する声明を発表する予定です。

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 以上はジュネーブ発英文記者発表の抄訳です。